夢とお金の関係

 私の尊敬する親友が私に言ったことを紹介する

彼は忙しく、自己啓発に余念がない。
嫉妬してしまうほどに彼は情熱的だ。

そんな彼が私に夢を語ったことがある

『俺の将来の夢は自由を手に入れることだ』

自由って??と思った人はいるだろう。
私もまたその一人だ。

又は、自分はもう自由だ!と思い込んでる人もいるかもしれない。残念ながら多くの人は自由ではない。(笑)

自由なのは一握りの人間だ。
私の勘では人口の3%くらいのイメージ。



そこで定義したい。自由とはなんだろう?

まずその前に不自由について考えてみたい。
一番はじめに思い付くのは、障害者。五体不満足。

では、なぜ障害者は不自由なのか?

たとえば
①見ることができない
②聞くことができない
③歩くことができない

つまり、私たちの思う『不自由』というのは

『〇〇することができない』という発想から感じる。

ただ上記の不自由なことも、工夫次第で自由になる。

例えば
①見ることができなければ、点字で本は読める。
②聞くことができなければ、振動でリズム、音を感じればいい。手話をマスターすればいい。
③歩けなければ、車イスや電動カーで移動すればいい。


工夫さえできれば時として不自由は不自由でなくなる。


そう。この工夫こそが自由への道に絶対必要条件なのである。

工夫ができるようになるには?
圧倒的知識と圧倒的努力が必要だ。

つまり、手放しで自由は手に入らない。
多くの人が思っている自由は、できないことから目を背けて、自分の選択で生きていると錯覚しているに過ぎない。
選択しているのではなく選択させられているのである。
選択させているのは誰か?上位3%の人間だ。
なぜ選択できる人と選択させられる人との格差が生まれるのか?

それは、知識不足、経験不足、情報不足から生じる。

それを考える決定的な矛盾のお話しを紹介しよう。

現代の一般的な家庭をイメージして欲しい

よく家庭で言われているのが、、、
『私の将来の夢はマイホームを立てることです』
『念願のマイホームを手に入れたから今度遊びにおいでよ』

そう。このマイホームが曲者。(笑)
マイホーム=MyDream  と考える人は実に多い。

これは本当に自分で決めた夢なのだろうか?

①友達が家を建てたから、自分も建てたいと思った。
②住宅専門販売員が賃貸は勿体無いとアドバイスしてくれた。
③子供のために何か形あるものを残したかった。

とどのつまり。これらは全部無知からくる思い込み。幻想。

これから1つずつ検証してみよう。
『①友達が家を建てたから、自分も建てたいと思った。』
友達と貴方の生活条件、生活様式は同じだろうか?収入が一緒で価値観が一緒で趣味も好きなものも全部一緒。
それなら間違いではないだろう。
しかし、少しでも違うなら、友達の意見は参考にはならない。
さらにその友達もそのまた友達を参考に建てたに過ぎないからだ。一体誰を参考にしているのかすら分からなくなってしまう。(笑)


『②住宅専門販売員が賃貸は勿体無いと言った。持ち家は資産になるとアドバイスしてくれた』
この殺し文句で何人買わされているだろうか。
何故なら単純計算すれば、賃貸料金は掛け捨てであり持ち家は資産になるから。
貯金しているイメージを持たれやすい。
だがそこに大きな落とし穴がある。
理由は簡単。

答えは、『単純計算』ではないからである。

減価償却という言葉を聞いたことはあるだろうか?減価償却とは経過と共に物の価値が低くなることをいう。
つまり新築で建てた家の価値は年数を重ねるごとに老朽化し共に価値を失っていく。

ここで気づいた人は気づいただろう。
あれっ?賃貸も掛け捨てでお金が消えていくけど、持ち家も価値が下がるなら何がメリットなの?

正解。賃貸に比べて持家が絶対お得ということは成立しない。

もっと重要なことを見落としてる。
住宅専門販売員が勧めてくれたということだ。

当たり前だ。すすめるに決まってる。
肉屋がわざわざ魚の方がDHAが含まれていて日本人の身体の健康には魚がおすすめです。などアドバイスしてくれるはずがない。ふざけている。

つまり、重要なのは、最終的に誰の利益に繋がるかということを意識して考える必要がある。営利目的の人の言葉は鵜呑みにしてはいけない。

『③子供のために何か形あるものを残したかった。』
悲しいかな。これが世の現実だ。
とても申し上げにくいが、敢えてはっきり言わせていただこう。
押し付けがましい!自己満足もいい加減にしろ!子供から頼まれて建てたのか?

先ほどの自由の話にも戻るが、持家は自由がない。自由がないというのは、好きなところに動かせないし。部屋数は基本増やしたり減らしたり簡単にはできない。
子供に譲るにしても、子供が何処に就職して、何処に住みたくて、何人家族に将来なるのか?そんな不確定な状況で子供にとって最適の家なんて残せるのだろうか?
私は無理だと思う。

なぜなら私の親は持ち家のマンションに住んでいるが、部屋数は増やせない上に、築30年以上が経過している。
これを一体私はどうするべきなのか非常に悩んでいる。

お前も悩んでるのかよ!と突っ込んでくれて良い。本当に困っている(笑)

形に残さなくていい。お金を残してくれればそれが一番良い。

なぜなら、それは

究極の用途が限られない
『お金=自由』なのだから、、、


ちょっとDEEPな話になりすぎたので今度はもう少しポップな話題にしようと反省してます。ご清聴ありがとうございました(笑)



























「ファイナンシャルプランナーがあなたのお悩みにお答えします(恋愛・お金・投資・子育て・学習)」FP太郎丸先生が優しく教える!単純明快ファイナンス

クライアントから年間 1000件近く悩み相談を受けている。 相談のプロだから 皆さんにお伝えできることがある。 自分の子供にも大きくなったら見てほしい読んでほしい。 後世に伝えたい。 そんな内容を記事にしている。 ●国家資格 ファイナンシャルプランニング技能士・社会福祉士・第一種衛生管理者 ○民間資格 メンタルヘルスマネジメント・福祉住環境コーディネーター・社会調査士

0コメント

  • 1000 / 1000