効率的勉強法 〔学習法・暗記術・試験勉強・コツ〕

 勉強法のコツを皆様に伝授したいと思います。

私はこのコツを理解して、3つの国家試験をクリアしました。

メディアや本で紹介される色々な勉強法があって、悩んでる方もいると思います。

勉強する時間が足りないのに、勉強法を調べる暇なんてないと言われる方も多くいらっしゃることでしょう。

でもご安心ください。私がこの記事でご紹介する方法は、シンプルで誰でも今日から取り入れることができます。

まずどうしてこんなにも沢山の勉強法が世に出回っているのか考えてみましょう!

単語を覚える場面を想像してみてください。今から4つの単語を覚えてもらいます。

『スイカ、タイヤ、リンゴ、時計』


しっかり覚えれましたか?
覚えられた方は次にお進みください。


4~7つくらいなら一度見ただけで覚えれる方もいらっしゃるでしょう。記憶力には個人差があると思います。

単語が増えたり、文字数が長かったりすると難易度は上がります。

例えばこんなのはどうでしょう。

『グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(イギリスの正式名)』

『スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ〔スリランカの首都〕』

2つならまだしもこんな単語が続くと覚えるのもうんざりしてしまいますよね。(笑)

そんな時の覚える工夫として

・声に出して覚える
・紙に書いて覚える
・黙読して覚える・・・etc

上記などが挙げられます。
五感とは、目から入ってくる視覚、耳からの聴覚、においをかぐ嗅覚、手の先から情報を受け取る触覚、いろいろな味を楽しめる味覚等があります。

主にメディアや本で紹介されている勉強法とういのは、それらがベースとなって組合せて作られているものになります。

つまりここで注意しなければならないのは、紹介されている勉強法が必ずしも貴方に当てはまるわけではないと言うことです。

有名な◯◯先生が言うことだからきっと大丈夫。
そんなことはないのです。
有名な◯◯先生は、自分にとっての勉強法を見つけたに過ぎません。

貴方には貴方の勉強法を見つける必要があります。

では、自分の勉強法を知る上での3つのポイントを紹介したいと思います。


1 エビングハウスの忘却曲線

2 復習

3 タイミング


たったこの3つのポイントを理解するだけで誰でも自己の勉強法を確立することができます。

まず最初にエビングハウスの忘却曲線についてお話しします。

エビングハウスとはドイツの心理学者で、人間の記憶の低下についての発見をした人物です。

下記のグラフは単語を被験者にいくつか覚えてもらい、それを時間ごとに思い出せるか実験した結果です。
 上記のグラフをみてみると、20分後に覚えている内容は全体の60%。それが1ヶ月経つと20%近くまで下がってきます。

つまりここで一番大事なのは、人間の脳は忘れて当然であることを知っておくことです。

逆に一度覚えたことをいつまでも忘れられないのも辛いものです。
嫌なこと全部、いつまでも鮮明に思い出せてしまう。それは、強いストレスになります。

失恋に対しての最良の薬は時間が経つことなんてよく耳にしますが、まさに時間によって忘れられるメリットも大きいのです!

忘れたいことに限って忘れられずに、嫌なことをずっと根に持ってる人もいらっしゃるかもしれませんが、、、人間の脳は面白いですね(苦笑)

では、忘れてしまうのならどうしたら良いのでしょうか?

答えは1つ『復習』です。
 上記のグラフは、定期的に復習を行った際の忘却曲線を示したものです。

見てわかるように、忘れたものを復習で思い出し、また忘れて思い出す。
この反復によって記憶は保たれています。

永遠にやり続けないといけないのかと疑問を持った人もいるでしょうが、ある一定の間繰り返せば記憶は定着し、短期記憶から長期記憶にかわります。

イメージとして、頭の中に短期記憶の本棚と長期記憶の本棚があると思い浮かべてください。

そこには、たくさんの本〔記憶〕が眠っています。勉強の際、貴方はその中から本を探そうとします。中には一度使ったきりの本〔短期記憶〕で奥に隠れてしまったりしています。
逆によく使われる本は自然と手前だったり見つけやすい長期記憶の本棚にラベルも貼られ整理されて置いてあります。

脳内の原理は上記の内容に似ていて、脳内の海馬というところが、この記憶〔情報〕は大事かそうでないか判断して仕訳してくれるのです。この記憶はよく使われるから大切。生きていく上に大事だからすぐに思い出せるようにしておこうと忘れないようにしてくれのです。その判断材料の1つが反復して復習することなのです。海馬にしっかり大事なことをアピールする必要があります!!

最後にもう1つ大事なこと。
『タイミング』です。

先程のグラフは忘れていく早さの平均を示したものであって貴方の記憶力に沿ったものではありません。
つまり、貴方は貴方の記憶力に合わせたタイミングで復習を行う必要があります。

このタイミングは早すぎても遅すぎても効果的ではなく、ギリギリ思い出せるかどうかのタイミングが大事なのです。
こればかりは、やっていく中で感覚を掴むしかありませんが一度感覚を掴めば効果的に勉強が進んでいくでしょう。

私は、貴方にとって最適なタイミングを身に付けれることを願ってます!!

私も何度もチャレンジして失敗を重ね修正し、この感覚を手に入れました。
貴方も諦めなければきっとできるはずです。


では、最後まで読んで下さった皆さんにおまけとして、、、






最初に覚えてもらった4つの単語を思い出してみてください。(笑)





思い出せない人が多くいることでしょう。思い出せた方は素晴らしい。

それでも、エビングハウスの忘却曲線の効果の凄まじさが体感できることでしょう。

そして、この記事の内容も一度読んだだけでは忘れてしまいますので、日が経ってもう一度読んでみてください。

ご清聴ありがとうございました。






「ファイナンシャルプランナーがあなたのお悩みにお答えします(恋愛・お金・投資・子育て・学習)」FP太郎丸先生が優しく教える!単純明快ファイナンス

クライアントから年間 1000件近く悩み相談を受けている。 相談のプロだから 皆さんにお伝えできることがある。 自分の子供にも大きくなったら見てほしい読んでほしい。 後世に伝えたい。 そんな内容を記事にしている。 ●国家資格 ファイナンシャルプランニング技能士・社会福祉士・第一種衛生管理者 ○民間資格 メンタルヘルスマネジメント・福祉住環境コーディネーター・社会調査士

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