『本質を見る目を養う』とタイトルで書かせてもらいましたが、、、
1日や数日間で養えるものではないことを、初めにお伝えしたいと思います。
それはなぜでしょうか?
物事の本質を見る上で大切な要素が3つあります。
1目的を知る
2成り立ちを知る
3他を知る
全てに共通することは、知るということです。
つまり、ある程度の情報がないと本質は見抜けないことを意味します。
当たり前のように思うかもしれませんが、、、なにもわからずに取り敢えず店舗に足を運んでみたりして、そこでのセールストークに引っ掛かってしまって購入してしまうケースなんてよくあると思います。
以下のやり取りご覧ください
『今日は、特別セールしていまして、お客様はとても素敵な方なので当店としましても可能な限りの努力をさせていただかせて貰いたいのですが宜しいでしょうか』と店員
『はいー、、、ただ夫にも相談しないと。また明日来させてもらってもいいですか?』と客
『明日でも宜しいんですが、今日はたまたまこの商品の在庫があるのですが、人気商品のため明日にはもう無くなってしまうこともありますのでその点はご了承下さい。他店では、もう在庫がないと思います。あと割引も今日でしたら3割近く値引きできる許可を上司からもらっておりますが明日となると保証できかねます。』と店員
『えっ!?そうなんですか?〔今日たまたま来てラッキー〕じゃあ今日買わないと損ですね。どうせ買う予定だったので買わせてください』と客
上記のやりとりの例は非常にコンパクトですが要点だけまとまるとざっとこんな感じです。
もちろん私の経験則から言わせていただくと店員の言うことはでたらめ、全て嘘。
まず、第一にたまたま足を運んだ店でたまたまお得なセール品を見つけて買えるラッキーなことなんてありませんから!!!
常識的に考えて、何度も足繁く通った客の方がそういうレアなものは見つけやすく手に入りやすい。
だから、無知な状態のあなたが買いに行く前にそんな商品は店頭から無くなってしまってます。
冷静に考えれば誰でも分かること。
でも人間の脳は、自分にとって都合のいいことを信じようとします。
だから自分は特別に幸運だったと勘違いし、惑わされるのです。
第2に『この商品が売り切れて無くなるかもしれない』という謳い文句についてよく考えてみましょう。
これって誰目線の情報でしょうか?
Aという客がいてAが気に入っていたが先にBという客に買われてしまった。
このことにより困るのは、客側です。店員側からしてみればAだろうがBだろうが売れれば良いはずですよね?
それをわざわざ店員側から教えてくる辺り、、、めちゃくちゃ臭くありませんか?怪しすぎます(笑)
なんて優しい店員さんなんだ!!って感動してる場合じゃありません。
*店員と付き合いが長く信頼関係が構築されてるいる場合は除く
なんで自分が得しないにも関わらずこの店員はこんなにも必死に買わそうとしてくるのか?その裏を知る必要があります。
結論からいうと、
そうしないと売れない商品ということが考えられます。
人気がある商品なら勧めなくても勝手に客が買っていきます。
人気がなくて在庫を処分しないと売り場がないそんな状況で現れたカモを見つけて、必死に売ってやろうとしてくる訳です。
第3に『人気商品のため他店舗では在庫がないと思います』、、、
もうお分かりですよね?冷静によく考えてみましょう!
この情報って誰のための情報ですか?
客ですか?店員ですか?
Aという客が欲しかった商品が売り切れてしまい、Aという客はその商品を手にいれることができなかった。
店員にとっては、そんなこと知ったこっちゃありません。(笑)
店員にとっては、Aって誰のこと??ぐらいのレベルだと思います。
つまり、、、その店員は、他店舗の情報なんて知らない、もしくは知ろうとすら思ってない、場合によっては知るよしもない。なぜなら系列が異なる店舗では当たり前だが、在庫管理など共有してる訳がないからだ。
*チェーン店の場合は除く
悲しいかな〰️これが現実なんです(笑)
まっ、でも知らないよりは知っていた方が良いと思って私はあなたにお伝えしてます!
さぁ、明日からあなたの見える世界が少しでも広がってもらえれば幸いです。
長々とお付き合いありがとうございました。
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