皆さんが悩んでる時に役立つアドラーの心理学について超わかりやすく紹介したいと思います。
まず2つ質問です。あなたは周囲の人から、、、
A.笑われる勇気は、ありますか?
B.笑わせる勇気は、ありますか?
AとB両者は似て非なるものです。
Aについては、自分が失敗したというネガティブなイメージが持たれ
Bについては、自分が成功したというポジティブなイメージが持たれるのではないでしょうか?
ですが、事実だけに焦点を当てると、あなたの周りの人はどちらの結果も笑っています。結果は同じでも自分の受け取り方は180°異なっています。
例えば、卒業式の本番で、校長先生から卒業証書を貰うときにあなたが屁をしたとしましょう。
Aの状況だと仮定すると、あなたは屁をする気もなくただ緊張から力んでしまって思わず屁がでてしまった。それを皆に聞かれて笑い者になってしまった。恥ずかしいこの場から逃げ出したい。そんな感情になるのではないでしょうか?
Bの状況だと仮定すると、あなたは常日頃から皆を笑わせることに情熱を燃やしている。卒業式という晴れ舞台を目の前にして、学校生活最後の日、皆に忘れられないような爆笑の記憶を残したい。そう思って卒業証書をもらう瞬間に屁をする。生徒は爆笑、保護者からも笑いを我慢する声が聞こえてくる。あなたは心の中でガッツポーズ。
どうでしょうか?違いを分りやすくするために脚色して、書かせてもらいましたが、起きたことは同じです。ただ自分自身の受け取り方は大きく異なっています。
つまり、私が言いたいことは
全ての鍵はあなたが、握っているということです。どの鍵を使ってどの扉を開けるかはあなたが全てを決められます。
いやいや待ってくれ、全てのことが思い通りにコントロールできたら人生苦労しないよ!と、声が聞こえてきそうですが、、、事実です。
コントロールできないというのはあなたの頭の中の思い込みです。
さらに言えばあなたは、コントロールしたいと思ってないからコントロールできないのです。
ここである人の小さい頃の生い立ちを紹介します。この人の特徴を3つ言うのでどんな人かを想像しながら考えてみて下さい。
1家が貧乏で小学生から働かされる
2学校に行けず学力が小学生レベル
3身体が弱く病弱で外でも遊べない
あなたは、どんな人を想像できましたか?
ウルトラ貧乏で救いようのない悲劇の主人公を思い浮かべませんでしたか?
ここで1つのヒントをあげます。
その人は、めちゃくちゃ有名人でお金持ちです。世界を変えるぐらい素晴らしい人で私も尊敬しています。
ここで閃いた人は流石です。
では、さらに3つのヒントを差し上げます。
1小学生から商売をしていたので客がどんな物を求め、お金を払うのか身をもって学び見てきていた。
2学力が低かったため、学力が高い人に助けてもらうようになった。気がつけば沢山の優秀な人が周りに集まっていた。やがてそれは、仲間と呼べる社員になってくれた。
3身体が弱かったので、現場でなく裏方にまわった。皆をサポートすることに尽力を尽くし会社の社長になった。
もう分かりましたか?
答えは、松下電器[現パナソニック]の創設者、元社長。松下幸之助です。
どうですか?経営の神様の生い立ちは恵まれたものとは言いがたいですが、彼は先ほどの3つ[貧乏・馬鹿・病気]を自身が成功した要因としてあげているのです。
貧乏で馬鹿で病気なら誰でも成功できるのでしょうか?
普通に考えれば成功を阻害さえしてしまいそうではないですか。
つまり、私が皆さんに一番伝えたいのは、成功する要因なんて何でもOKってことです。成功してしまえば後から面白可笑しくなんとでも理由は付けられるのです。
あなたは実現したい目標だけを考えて行動すれば良いのです。
私の好きなもう一人の人物。
ソフトバンクの孫正義社長も実は病弱で20代で死にかけたことがあったそうです。でも、彼いわくその経験があったからこそ1日1日を全力で生きる大切さに気がつき、日々努力を重ね、今の大きな功績に繋がっているそうです。
つまり、成功者とは、一見すると不利と思われる要因もプラスに変えてしまう思考があるのだと思われます。
それでは、あなたの思考とは誰がコントロールできるものでしょうか?
友人ですか?家族ですか?恋人ですか?
いいえ。あなたです。
あなたの思考とは、あなたの脳の中にあり、他者の脳の中にはあり得ません。
こう考えれば分かるはずです。思考は自分で決められる自分でしか決められないと。
人間の思考は目標のために変わります。冒頭にあったAとBの話を思い出してください。
笑われたくないという目標を持つ人と笑わせたいと目標を持つ人。
事実は同じ結果でも思考の違いで自分自身にとってプラスにもマイナスにも自由に変えられるのです。そう思えば、簡単に感じませんか?
そう思えない人は、簡単に感じると思い込んでみてください。思い込んだ瞬間から簡単になります。
まだまだアドラーの心理学は、深いですが今日はこのくらいで〆させていただきます。最後までご清聴ありがとうございました!
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